登場とともに世界中に大きな衝撃を与えたChatGPTに、新しくプラグイン機能が追加されました。
この記事では、ChatGPTのプラグインに関する基本知識、プラグインの使い方などをご紹介しています。
ChatGPTのプラグインとは?
ChatGPTのプラグインを利用することで、ChatGPTの機能を拡張することができます。
例えば、外部からデータを引っ張ってきたり、外部のサービスと連携して特定のアクションを取ることができるなど、ChatGPTの中でできることの幅が広がりますね。
イメージとしては、スマホにニュースアプリをインストールすることで、簡単にニュースの情報をチェックすることができるようになる状況に近いと思います。
現在はウェイトリストで順次公開中
ChatGPTのプラグインは、現在一般公開はされておらず、ウェイトリストに登録した人から順次利用できるようになっています。
また、ChatGPT Plusの利用者から使えるようになるとのことで、いち早く利用したい方はChatGPT Plusへの登録がおすすめです。
ウェイトリストの登録は下記のページから行うことができます。
[glink “https://openai.com/waitlist/plugins” “ChatGPT plugins waitlist”]
ChatGPTのプラグインの種類
ChatGPTでは様々なプラグインが用意されていますが、
Browsing
ChatGPTは学習時点での情報しか保持しておらず、それ以降のことを聞いても正しく回答することができません。
しかし、「Browsing」を利用することで私たちがGoogle検索する際と同様に、情報をネット上から検索できるようになります。
例えば、常に状況が変化するニュースや株式投資、天気の情報などChatGPTを通して提供される情報の幅がかなり広がるので、非常に強力なプラグインだと言えるでしょう。
Code interpreter
ChatGPTを使ってプログラミングのコードを出力した時に、通常はコードをテキストエディタにコピペしてコードを実行する必要があります。
しかし、Code interpreterを利用することでChatGPTのスレッド上でコードを実行して結果を確認することができるようになります。
これによって、より対話によるプログラミングコードの生成がスムーズに行えるようになります。
現時点ではPythonのみ対応していますが、これについては今後利用可能な言語は増えていくでしょう。
サードパーティプラグイン
BrowsingとCode interpreterはOpenAIによって提供されているプラグインですが、他にも外部の企業が提供しているプラグインも公開されています。
- Expedia
- FiscalNote
- Instacart
- KAYAK
- Klarna Shopping
- Milo Family AI
- OpenTable
- Shop
- Speak
- Wolfram
- Zapier
なんとなくAppStoreやGoogle Play Storeに近いような存在になりそうな気がしますね。
もしChatGPTがより一般にひらかれた存在となり、多くの人に欠かせないツールとなるならば、プラグインの市場も広がってくるかもしれません。