やる気が出なくて困っている人へ
私自身の話にはなりますが、何かをやろうとしても中々始めることができなかったり、気づいたらゲームに熱中していて1日が終わっているということが多々ありました。
仕事やスキルアップ、勉強などTODOリストを作って頑張りたい気持ちはあるのに、実際に机に向かうとスマホに手が伸びてしまったり、YouTubeを開いていたり、いわゆる「ぐうたら人間」のような生活を送っていた時期があります。
しかし、このままではいけないと思い「やる気の出し方」について正面から向き合い、対処法を実践することによって自分でも信じられないくらいやる気に満ち溢れ、頑張ろうと思っていることに向き合えるようになりました。
同じような悩みを抱えている人も多いかと思うので、実際に私が実践したやる気を出すための方法をまとめました。下記に当てはまるような方はぜひ、本記事の内容を読んで実際に取り組んでみてください。
- やる気はあるけれど気が進まなくて取りかかれない
- 作業や勉強を初めてもすぐに集中力が切れてしまう
- 何もしないで気づいたら夜になっている
すぐにやる気を出すための10個の方法
1. なぜそれを頑張りたいのかを考える
何かを頑張って取り組みたいと思っていても中々気が進まない場合には、それに取り組むことによってどんな結果を得ることができるかをじっくりと考えてみましょう。
頑張りたいと思えているということは、それをやることによる自分へのメリットを認識しているはずなので、自分が望む結果がその先で得られることを知っているということです。
目の前の作業に向き合うのではなく、その先で得られるものや結果に意識を向けることによって、モチベーションを高くやる気を維持できるようになるでしょう。
2. 気をそらす誘惑を認識し、遠ざける
何かをやろうと思っていても中々それができないという場合には、自分の気をそらしたり注意を向けてしまう誘惑が近くにあることが原因である場合が多いです。
勉強や仕事に取り掛かろうと頭では思っていても、実際に机に向かうと別のことを始めてしまったり、気がついたらスマホをずっといじっていたということが多いのではないでしょうか?
これに当てはまる場合は、自分自身の注意をそらしたり時間を浪費してしまっている誘惑を物理的に自分から遠ざけるようにしましょう。
人によってその誘惑となるものは異なりますが、下記のようなものは多くの人に当てはまるかもしれません。
- スマホ
- タブレット
- パソコン
- ゲーム
- テレビ
- 漫画
まずは自分の作業スペースから上記のものを思い切って取り除きましょう。スマホやタブレットなど動かせるものは他の部屋に移動させ、ゲームやテレビは電源を抜いたり電源コードを別の部屋に持っていくことで簡単に使えなくなるため、一定の効果が出ます。
3. 1分でもいいからそれに取り掛かる
人間は何かを始める時のハードルが非常に高く、実際に少しでも手を付けると流れに乗ってそれを続けることができるようになります。
勉強をしようと思っているのであればまず1ページでも手を付けたり、運動を始めようと思っている人はその部屋の中で腕立て伏せや腹筋などすぐにできる運動を始めてみましょう。
もし、それが長続きするようであれば、この方法はおそらくあなたにぴったりの対処法です。他のことに挑戦するときも、まずはちょっとしたことでも着手することを継続するようにしましょう。
4. 頑張っている自分を認識し、褒める
何かに頑張れていると感じた時には、自分で自分を褒めるようにしましょう。
大好きなドラマや映画などがあれば、作業前や作業の合間に見るのではなく、1日のノルマを達成した後で見るようにすると、頑張った結果としてご褒美がもらえるため、モチベーションややる気がアップするはずです。
私自身もYouTubeやNetflixで動画やドラマを見るのが好きでしたが、つい机に向かった時に見始めてしまい、気がついたら夜ということが何度もありました。
しかし、作業が終わるまではそれらを見ないというルールを設定し、それを守ることによって作業に集中できるようになり、ご褒美がほしいため作業スピードもアップしました。
初めのうちは、1日のノルマを少なく設定し、徐々にそれを増やしていくことで毎日のやる気やモチベーションを高く作業に向き合えるようになるはずです。
5. 目標を見直し、ステップに分ける
あまりにも高い目標を設定していると、今の自分からの距離が遠すぎて、やる気が出なくなってしまう原因になる場合があります。
例えば、これまでイラストを描いたことが無いような人がいきなりプロのイラストレーターを目標に設定してしまうと、あまりにも現実味が無いため目の前の作業に向き合うことができなくなってしまいます。
一方で、プロのイラストレーターを目標にするのではなく、1枚の絵を描きあげることを目標にすれば、すぐにでも達成できる可能性があります。
このように、自分が設定している目標を見直し、細分化したりステップに分けることによって、目の前の目標を達成しやすくなるため、やる気が出て取りかかれるようになるはずです。
6. 作業を習慣化する
人間は新しい習慣を身に付けるのに数週間から数ヶ月かかると言われています。三日坊主という言葉もあるように、新しいことに挑戦しようとしている時はそれが習慣化する前に挫折してしまうことが多いのはこれが原因です。
一方で、一度習慣化できてしまえばそれを行うことが苦では無くなります。毎日歯を磨いたり、風呂に入ったりする時に、少し面倒だと思うかもしれませんが、毎日欠かさず実行できているはずです。
1週間の特定の曜日に頑張って取り組むという向き合い方よりも、毎日5分でもいいから忘れずに取り組むという方が、習慣化されやすくなります。本当に時間が無いときでも、例えば本の1ページを読むことだったり、文章を一行書くという作業であれば1分くらいでできると思います。
面倒なことでも、それを習慣にしてしまえば毎日の生活の中に溶け込み、着実にそれに取り組むことができるので、頑張りたいと思えていることがあればなるべく日を空けず、毎日それに取り組むようにしましょう。
7. 同時に複数の挑戦を始めない
同時に複数のことに挑戦を始めてしまうと、忍耐力や注意力が分散してしまい成功しづらくなります。
人間の忍耐力や注意力は上限があります。例えば、新しい資格に勉強する時に同時にダイエットを始めてしまうと、忍耐力や注意力が足りなくなってしまい、途中で投げ出してしまうケースが多くなることでしょう。
色々なことを頑張りたいと思えることは大切ですが、それを同時に始めてしまうとどちらも失敗してしまいやすくなります。まずはそれらに優先順位を付け、1つずつ着実に取り組むようにしましょう。
ただし、習慣化されたものはちょっとした努力で継続できるようになるので、1つのことが習慣化出来てしまえば次の挑戦を始めても問題ないでしょう。
まとめ
中々やる気が出ない、やる気はあるのに頑張れないという人は、精神的な課題だけでなく、環境面での課題がある場合があります。
しかし自分でそれに気づくことは難しく、いくら頑張ろうとしても環境面の課題がそのやる気を削いでしまっているかもしれません。
作業場所を変えたり、気分転換にカフェで作業を行ったりするなど、場所を変えることによって解決する場合もあるので、どうしてもうまく行かない場合は試してみてください。