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米国高配当ETFの魅力
米国株やETFは投資商品の中でもかなり人気が高く、同様に米国高配当ETFも多くの投資家から支持を得ています。
高配当ETFは、投資金額に対して分配金として支払われる金額が多いため、資産運用の運用益や分配金から生活費を捻出したいと考えている方にはおすすめです。
ただし、ETFの場合は基本的に分配金が再投資されず、長期運用による複利効果が期待しづらいというデメリットもあります。
将来のために資産を蓄えたいのか、それとも投資を行いながら日々の生活費も捻出したいのかによって、購入する商品を選ぶようにすると良いでしょう。
おすすめの米国高配当ETF
米国高配当ETFの中でも、
- 人気の高さ
- 流通量の多さ
- 経費率の低さ
の3つの観点からおすすめの高配当ETFをピックアップしました。
2022年現在、おすすめの米国高配当ETFは下記の3つです。
- SPYD(SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF)
- HDV(iシェアーズ コア米国高配当株 ETF)
- VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)
では、それぞれ詳しくご説明していきます。
SPYD(SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF)
SPYDは、米国S&P500指数の採用銘柄のうち、配当支払いが上位80銘柄に投資することができるETFです。
配当を重視している商品で、他のETFと比べても高配当であるという点が魅力です。
運用会社 | State Street社 |
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経費率 | 0.07% |
3年騰落率 | 27.75% |
分配金利回り | 3.82% |
分配金回数/年 | 4回 |
※2022年8月7日現在
HDV(iシェアーズ コア米国高配当株 ETF)
HDVは、ブラックロックが運用する米国の高配当株を中心に構成されるETFです。モーニングスター配当フォーカス指数に連動することを目指して運用されています。
財務健全性の高さと高配当の両方の実現を目指す商品で、景気の影響を受けづらく、安定性を重視したい方におすすめの商品です。
運用会社 | ブラックロック |
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経費率 | 0.08% |
3年騰落率 | 27.62% |
分配金利回り | 3.00% |
分配金回数/年 | 4回 |
※2022年8月17日現在
VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)
VYMは、FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスに連動することを目指して運用されている高配当ETFです。
構成銘柄も多いため、分散投資を意識したい方におすすめの商品です。
運用会社 | バンガード |
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経費率 | 0.08% |
3年騰落率 | 41.67% |
分配金利回り | 2.92% |
分配金回数/年 | 4回 |
※2022年8月17日現在