Twitterは、国内で月間4,000万人〜5,000万人程度のアクティブユーザーを誇る人気のSNSの1つです。
YouTubeやInstagramと比べると、テキストによるコミュニケーションに特化していて、リプライやいいね、リツイートなどを通して様々な話題がやり取りされています。
この記事では、Twitterアカウント運用でマネタイズして稼ぐための方法についてご紹介しています。
Twitterは稼げる?
YouTubeやInstagramと比べると、Twitterで稼ぐということにピンと来ない方も多いかもしれません。
しかし、TwitterはYouTubeやInstagramと同様に正しく運用することで収益を生み出すことができます。
アカウントの規模や運用期間にもよりますが、月間100万円以上の収益を生み出しているアカウントもたくさん存在します。
初心者がいきなりそのレベルに達することは難しいかもしれませんが、まずは月数万円程度の収益を目指してTwitterのマネタイズに挑戦してみるのはアリだと思います。
マネタイズ方法の種類はいくつかありますが、それぞれの方法ごとにアカウントとの相性や準備しなければならないものが異なるので、マネタイズ方法の選定がとても重要です。
アカウントのジャンルが決まっている場合は、競合アカウントがどのマネタイズ方法を使っているかを調べて参考にすることも役に立ちます。
まずは、下記にご紹介するマネタイズ方法のそれぞれを理解し、どの方法でマネタイズに挑戦するかを考えてみてください。
Twitterのマネタイズ方法
Twitterのマネタイズ方法はたくさんありますが、主要なマネタイズ方法は
- Amazon、楽天の紹介リンク
- アフィリエイト
- コンテンツ販売
- グッズ販売
- PR投稿
などがあります。
Amazonや楽天の紹介リンクはTwitter上で見たことがある方も多いのではないでしょうか。
名前だけではよくわからないと思うので、それぞれ詳しくご説明していきます。
Amazon、楽天の紹介リンク
Amazonや楽天は、商品の紹介リンクをTwitter上に掲載し、そのリンク経由で購入されたら一定の報酬を支払うというアフィリエイトサービスが提供されています。
Twitterのマネタイズ方法の中でも比較的難易度が低く、アフィリエイトリンクを掲載してもフォロワーに違和感を与えないというのがこのマネタイズ方法のメリットです。
例えばガジェットを紹介するTwitterアカウントであれば、おすすめのガジェットを紹介する行為はとても自然ですよね。
Amazonは「Amazonアソシエイト」、楽天は「楽天Room」という名称でそれぞれサービスが展開されているので、気になる方はチェックしてみてください。
後述のアフィリエイトとやっていることは同じですが、初心者の方はまずここから始めてみるのがおすすめです。
アフィリエイト
Twitterは、他のSNSと比べるとアフィリエイトの規制が強く、Twitter上で直接アフィリエイトリンクを貼ることを規制しているASPも多いです。
では、完全にアフィリエイトが禁止されているのかというと、そうではありません。
具体的には、ブログなどWebサイトへのリンクをTwitter上に貼り、Webサイト上にアフィリエイトリンクを貼ってコンバージョンさせるという方法が一般的に行われています。
すでにブログアフィリエイトを行っている方は、Twitterアカウント運用をうまく活用することで、これまで以上にユーザーを集め、成約数を増やすことも可能です。
Instagramであれば、ストーリーやハイライトに直接アフィリエイトリンクを貼ることができるので、それに比べるとWebサイトを用意しなければいけないという点は手間がかかりますが、ビジネス系や副業系など、Twitterとの相性がいいジャンルもあるので、ジャンル選び次第ではTwitterはとても適したSNSだと言えるでしょう。
コンテンツ販売
コンテンツ販売は、有料noteやbrainのようなコンテンツを自分で作成し、集客をTwitterで行うというビジネスモデルです。
ただし、コンテンツ販売は言ってしまえば情報商材なので、あまりいい印象を持っていない人も多いです。
競合の参考としてコンテンツを購入するのはいいと思いますが、情報欲しさにコンテンツ商材を購入することはあまりおすすめできません。
グッズ販売
Twitterを使ってECサイトに集客し、グッズなどの商品を販売して稼ぐという方法です。
これはTwitterアカウントのジャンルなどによっては難しいマネタイズ方法ですが、キャラクターをモチーフにしたアカウントやイラストを投稿しているようなアカウントであれば、考えてみてもいいかもしれません。
ECサイトもBASEやSTORESのようなネットショップ開設サービスを利用することで、比較的簡単に
また、SUZURIのようにデザインだけ制作すれば、商品の発送や代金の回収などを代わりに行ってくれる
PR投稿
PR投稿は、企業などから投稿の依頼を受け、Twitter上に投稿することで報酬を受け取るというマネタイズの方法です。
決められた内容を投稿するだけで報酬を受け取ることができるので非常に魅力的ですが、初心者にはあまりおすすめできません。
そもそもPR投稿を依頼されるようなアカウントはフォロワーの数が数千人から数万人いるような人気アカウントがほとんどで、
Twitterのフォロワーを増やす方法
フォロワーが増える仕組みを知る
Twitterのフォロワーを増やすためには、フォロワー以外のユーザーのタイムラインにツイートを表示してもらうことが必要です。
ではどうやったらフォロワー以外のタイムラインに表示できるのでしょうか。簡単に説明すると、下記のような流れになっています。
- ツイートする
- フォロワーにいいねやリツイートをしてもらう
- いいねやリツイートしてくれたユーザーのフォロワーのタイムラインにツイートが表示される
Twitterを使っている人なら分かると思いますが、自分がフォローしていないアカウントのツイートが表示されることがあると思いますが、それはあなたがフォローしているアカウントがいいねやリツイートすることによって、あなたのタイムラインに表示されています。
ここから分かることは、フォロワーにいいねやリツイートしてもらうことが必要ということです。
どれだけフォロワーがいても、そのフォロワーがあなたのツイートにいいねやリツイートしてくれないと、なかなかフォロワーを増やすことはできません。
フォロワーを増やすためには、自分のフォロワーにいいねやリツイートしてもらえそうな内容をツイートしていくことが大切です。
コンセプト・ターゲットユーザーを決める
どのSNSにも共通して言えることですが、人気のアカウントを作るためにはコンセプトとターゲットユーザーは必要不可欠です。
コンセプトとターゲットユーザーを決める上で考えなければいけない重要なポイントは下記の3点です。
- どんな情報を発信するアカウントか
- 誰に向けて発信するアカウントか
- どのように価値を提供するアカウントか
上記のような項目をしっかり考えることで、ユーザーの求めている情報やコンテンツがどのようなものなのかをしっかりと把握することができます。
これらがあいまいだと、ツイート数を増やしてもなかなかフォローしてもらうことができず、人気のアカウントを作ることは難しくなります。
Twitterアカウント運用を始めるときは、まずはコンセプトとターゲットユーザーを考えるようにしましょう。
一定の頻度で投稿する
Twitterは、基本的にそれぞれのユーザーのタイムラインを通してツイートが表示されます。
一定時間にたくさんツイートしても、タイムライン上に表示されるツイートは限られてしまうので、あまり効果が出ません。
また、投稿頻度が低すぎても、タイムラインに表示されない期間が長くなってしまうので、それだけ時間がかかってしまいます。
長期的に運用していくのであれば、1日に1〜3ツイートくらいのペースで投稿していくのがおすすめです。
他人のツイートをいいねやリツイートする
人間は、相手から恩を受けるとそれを返さなければと無意識に考えてしまう傾向があり、これを返報性の原理と呼んだりします。
これをTwitterに当てはめると、いいねやリツイートをしてくれたアカウントは、あなたのツイートに対していいねやリツイートを返してもらいやすくなります。
上記でご説明した通り、フォロワーにいいねやリツイートをしてもらうことがフォロワーを増やすためにはとても効果的なので、
また、フォローについても同様で、あなたをフォローしていないアカウントを自分からフォローすることで、一定の割合でフォローし返してもらうことができます。
やみくもに他人のアカウントをフォローしすぎると、Twitterから制限をかけられてしまうので、ほどほどにしておく必要がありますが、自分からフォローすることもフォロワーを増やすためには効果的な方法です。
Twitterアナリティクスを活用する
Twitterは、自分のツイートがどのくらいの人に見てもらえたかだったり、どのくらいフォロワーが増えたかを確認できる「アナリティクス」という機能が提供されています。
アナリティクスを使うと、それぞれのツイートに対して
- インプレッション数(表示回数)
- いいね数
- リツイート数
- リプライ数
- リンクのクリック数
- 詳細のクリック数
- プロフィールのクリック数
- エンゲージメント率
などの情報を知ることができます。
アナリティクスをチェックすることで、反応の良かったツイートがどんなツイートなのかを確認することができるので、ツイート内容を検討する上でヒントになる情報が溢れています。
アナリティクスを見ながら、ツイート内容を試行錯誤して、トライ&エラーを繰り返すことで運用効率を高めることができます。
プロフィールページを作り込む
Twitterアカウントをフォローしてもらうには、プロフィールページを作り込むことがとても重要です。
プロフィールページに表示される主な情報には、
- アカウント名
- アイコン
- プロフィール
- 固定ツイート
などがあります。
コンセプトやターゲットユーザーを元に、どんなプロフィールページだったらフォローしてもらえそうかを考えてみてください。
Twitter初心者の方は、競合アカウントがどのようなプロフィールページになっているのかチェックし、参考にするのがおすすめです。
バズを狙う
TwitterはSNSの中でも爆発力がとても高く、一度バズらせることができれば一気にフォロワーを増やすことができます。
ただ、バズらせることは簡単ではなく、狙ってバズらせるためには多くの知識と経験が必要になります。
基本的には、大きなバズを狙うというよりも、ターゲットユーザーに対して有益な情報を発信し続け、徐々にいいねやリツイートの数を増やしていくという運用を目指すのがおすすめです。
Twitterアカウント運用に役立つツール
Twitterアナリティクス
上記でもご説明しましたが、自分のアカウントやツイートに関するユーザーの反応などを数値で見ることができるサービスです。
しっかりとアカウント運用を行うためには欠かせないツールで、日常的に数字をチェックすることでどんなツイートが効果が高かったかを振り返ることができます。
数字を確認することで改善すべきポイントが見えてくるので、早いスパンでPDCAサイクルを回して、改善を重ねていきましょう。
TweetDeck
TweetDeckは、Twitterが公式に提供するクライアントサービスの1つで、様々な機能を使うことができたり、複数カラムでTwitterを表示したりすることができます。
TweetDeckが欠かせないという訳ではありませんが、Twitterをより使いこなすためには便利なサービスです。
近いうちに大型のアップデートがリリースされるとの噂もあり、さらなる機能が使えるようになるかもしれません。
SocialDog
アカウントの分析や投稿管理、特定のキーワードを含むツイートを自動で収集できるなど、様々な機能が利用できるサービスです。
有料のサービスですが、無料で利用できるプランも提供されていて、まずは使ってみて活用できそうであれば、有料プランに切り替えて本格的に活用していくという流れがおすすめです。
複数人で利用することもできるので、チームでTwitterアカウントの運用をしたいような場合はとても便利ですね。